木の葉が色付く紅葉は、日本の秋の珠玉の芸術。秋に葉の色が変化するのは、落葉広葉樹が葉を落とすための冬支度をはじめるから。葉の付け根に仕切りが出来て葉で作られた栄養が蓄積して色が変わってゆくのです。葉の養分の違いで、赤、橙、黄色など多彩な色合いに変化します。
「紅葉狩り」という言葉がありますがこれは枝や落ち葉を採ることではなく、紅葉を眺めに出かけること。日本人は古くから、美しい紅葉を眺め感動で心を満たしていたのですね。日本の紅葉は様々な色合いがまるで万華鏡のように広がり、彩り豊かなひとときが楽しめます。
そして秋の木の実の代表はやっぱり「ドングリ」ですね。ドングリはブナ科の木の実の総称。それぞれに可愛い形の木の実がなります。公園でよくひろうのは細長い顔のマテバシイ。洋服のような殻に被われたブナやスタジイ、カールした巻毛のような帽子のクヌギ等どれもユニークな装いです。
お家で秋を楽しむなら、
秋にしか出会えない草花を花器や花かごにあしらって。
カラフルなケイトウにダリヤ、風に揺れるコスモス、ナデシコなど
そこにあるだけで秋らしさが香ります。秋はお月見や春陽の節句など
草花にちなんだ行事が多くあります。ご家庭で家族と一緒に自然の恵みに
感謝しながらゆったりと日本の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
敬老の日に、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんの似顔絵を描いて
プレゼントは、いかがでしょうか?サプライズとして、「ありがとう」の気持ちが
伝わる似顔絵は、プレゼントにピッタリです。心を込めて描いたイラストに、
おじいちゃんおばあちゃんもきっと喜んでくれるでしょう。
日比谷花壇では、写真を元にイラストレータが描いた、おじいちゃん、おばあちゃんの似顔絵を木製フレームに飾ってお届けします。届いた時の驚く顔が見えるようです。心和むサプライズギフトは、いつまでも思い出に残る宝物。イエローやオレンジの花たちが花器からあふれる、明るいアレンジメントとともに、想いをこめて贈ります。
十五夜は『中秋の名月』のこと。その年の収穫を感謝しながらお月様を鑑賞する日です。月と言えばうさぎ。昔から月ではうさぎが餅ををついていると言われてきました。また古代インドの神話には帝釈天が自分のために犠牲になったうさぎを哀れんで月にまつったという話も残っています。
日本では十五夜の夜は、その年の収穫に感謝しながら、お団子や季節の野菜、果物を供え、秋の草花を飾ってお月様を鑑賞します。是非ご家族で月に住むうさぎに想いをはせてお月見をしてみてはいかがでしょうか?